現在付き合っているパートナーがいる方の多くは、2人の未来の形として結婚を考えるかと思います。
しかし、改めて結婚について考えたときに、今付き合っている相手で本当にいいのか、別れた方がいいのか、悩んでいる人もまた多いのではないでしょうか。
そこで今回は結婚か別れか決めかねている人に、決断するためのポイントを紹介していきたいと思います。
結婚か別れか、決断するためのポイント
今付き合っている彼と結婚するか、別れるかということは、彼氏がいる人は一度は考えることでしょう。
では、実際にどちらかを決めるとしたら、どんなポイントを押さえたらいいのでしょうか?
どちらにも踏み切れず困っている、という人はここから見ておくべきポイントを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
彼に結婚の意思はあるのか?
彼と結婚したいとあなたがどんなに思っていても、彼にその意思がなければ、結婚することはできないものです。
まずは彼にあなたと結婚する気があるのかどうか、きちんと確かめましょう。
確認した結果、彼に結婚の意思がないようであれば、自分以外の人の人生を背負っていく自信がまだないともいえ、結婚に踏み切るには時期尚早と判断できるかもしれません。
反対に彼が真剣に結婚を考え、その準備を進めているとわかれば、多少時間がかかるとしても彼を待ってあげてもいい、ともいえるかもしれません。
彼氏とはどれくらい付き合っているか
明確な期間の基準があるわけではないですが、相手のことをきちんと理解するには数ヶ月という短いお付き合いでは足りない、ということはなんとなくわかるかとは思います。
短い期間でももちろん良い面も悪い面も見えてくることはあるでしょう。
ただ、結婚はゴールではなく、2人の生活にとってのスタートラインでもありますから、結婚するか否か考えるためには、相手のことをしっかりと理解する必要があります。
そうすると少なくとも1年も付き合っていない状態で判断するのは早計といえるでしょう。
彼氏と長時間一緒に過ごせるか
彼とどれくらいの期間付き合っているかということも大事ですが、彼と長時間同じ空間で過ごせるかどうかも結婚を考える上では重要な指標となります。
というのも、結婚生活がスタートすればほとんどの場合一緒に暮らすことになるのですから、必然的に同じ空間で長い時間を共に過ごすことになります。
なので、まだお付き合い中という段階の彼と長時間一緒にいることに苦痛を感じるようなら、相手との結婚は一度考え直した方がいいでしょう。
もしこれまで彼と長時間過ごしてみたことがないようであれば、一度自分がどう感じるか確かめるためにも、機会を設けてみた方がいいかもしれません。
彼との間に沈黙が流れても気まずくないか
先ほどの「長時間一緒に過ごしても苦痛ではないか」というポイントとも似ていますが、彼と結婚して毎日顔を合わせていると、どうしても会話の量・内容が少なくなってくるものです。
もちろん彼にもあなたにも、機嫌や体調が良くないなどの理由で話したくない日もあるでしょう。
ただそうして2人の間に沈黙が生まれたときに「気まずい」と感じる。常に話していないと居心地が悪い、と感じるようなら、まだ相手に気を遣っている状態だということの表れでもあります。
また、そんな心の状態で2人での生活を始めてしまえば、それはやがてストレスともなってくることでしょう。
逆に特に会話はなくても一緒にいるだけで心地よいと感じられる相手だと、結婚生活も潤滑にいくと言われています。
なので、ここもひとつのチェックポイントとして覚えておきましょう。
お互いの気持ちを素直に話し合え、時には喧嘩できるか
確かに、顔を見合わせれば喧嘩するような相手と一緒に暮らしていくことは難しいですが、だからといって全く喧嘩をしたことがないというのも考えものです。
というのも、喧嘩にもならないような状態の関係の場合、どちらかあるいは両者が言いたいことがあっても言えずに我慢している可能性が高いからです。
我慢している状態が続けば、いずれ積りに積もった気持ちが爆発してしまい、大きな問題に発展してしまうことも考えれます。
また、喧嘩をしたときの相手の反応・対応からも、今後一緒に暮らしていけそうかどうか判断することができます。
喧嘩とはそもそも価値観や方向性、意見などの違いをきっかけに起きるものです。
そうした違いが見つかったときに、相手があなたの意思を尊重したり、2人の意見をすり合わせた上でお互いに納得できそうな案を探っていくのではなく、一方的に自分の意見を押し付けてくるような人だったら。
今後長く一緒に生活していくのは無理だ、と感じますよね?
もちろん、わざと喧嘩をふっかける必要はないですが、お互いの気持ちを受け止め、尊重しあうことが出来ない間柄では、結婚生活は成り立たない可能性大。
今の彼とは別れ、新しい相手を探した方が良いかもしれません。
お互いに思いやりを持てるか
人は結婚すればいきなり変われるわけではありません。
というより、往々にして恋人同士の時の方がお互いに気を使い合っていることが多く、結婚して家族としての生活が長くなってくるとそうした気持ちが薄れていくとも言われています。
なので、どんなに仲が良くても、恋人同士の時ですら思いやりを持てない・感じられない相手なら、結婚してからも思いやりを持てるようになるということはないともいえます。
彼も、そしてあなたもお互いに思いやりを持って接することができているかを見極めることは、結婚か別れかを判断する大事なポイントといえるでしょう。
2人で力を合わせて同じ目標に向かって行けそうか
結婚とは旦那さんか奥さんかどちらか一方が頑張るものではなく、お互いに協力しあってこそ成り立つものです。
家事、仕事、子育てなど、2人で携わっていかなければならない分野は多岐にわたります。
だからこそ、相手のために協力できそうか。相手は自分のために協力してくれそうか。2人でいろんな出来事を乗り越えて行けそうか。
そうした問いを自分に投げかけた時、自信を持って答えられないようなら、結婚に踏み切るのは待ったほうがいいかもしれません。
彼との結婚生活を想像できるかどうか
今の彼氏ともし結婚したら。結婚生活がどんなものになるか、具体的に想像できるでしょうか?
もし想像することが難しいと感じるようなら、それはまだ彼の行動や気持ちが理解しきれていないことの現れかもしれません。
反対に、一緒に生活いる生活を詳細に思い浮かべることができる状態なら、彼への理解がそれだけ進んでいるということです。結婚を考えてみても大丈夫だといえるでしょう。
彼氏と2度と会えないとしたらどんな気持ちになるか
彼氏との結婚生活を具体的に想像できるか否か、と同時に、もしこのまま彼と別れて2度と会えなくなるとしたら自分がどんな気持ちを抱くのかを考えてみることも大切です。
そんなことは嫌だ、想像したくもない、と悲しい・寂しい気持ちになるでしょうか?それとも特に何も感じないでしょうか?
結婚は、基本的には生涯を共にしようと考えてするものといえます。また、気持ちの盛り上がり・熱さも結婚後よりも恋人期間中の方が高いといわれています。
それなのに、今の段階で「特に何も感じない」ようであれば、彼との結婚は考え直した方がいいかもしれませんね。
結婚か別れかは想像だけではわからないけれど
ここまで、今の彼氏と結婚するか別れるか、決断するにあたって押さえておきたいポイントについて紹介して来ました。
結局のところ、想像だけではわからず、じっさいやってみないとわからないのも事実です。
ただ、やはりこれから一緒に暮らしていく、ということを全く想像できない相手との結婚は難しい、ということは忘れずにいたいところ。
生涯を共にする相手だからこそ、慎重に見極めたいところですね。