現在恋人がいる女性にとって一度ならずとも頭をよぎるのが「結婚」についてではないでしょうか。
特に相手との交際期間が長かったり同棲している場合、そろそろかな、と考えますよね。
しかし、どんなに順調な交際を続けて来たカップルでも、結婚したい!と感じるタイミングが合わないこともあります。
そうすると、ゴールインはどうしても難しくなってくるものです。
今回は、一般的に男性が結婚を意識しやすいタイミングや、反対に結婚を決断できない理由。彼氏とあなたとの間で結婚したいタイミングが合わない場合の対処法。そして、結婚前の同棲に関して注意しておきたいポイントなどを紹介していきます。
彼氏との将来について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
男性が結婚を意識しやすいタイミング・決断できない理由は?
もちろん、結婚したいタイミングがズレてしまう背景には、家庭環境や仕事の都合など、そのカップルの置かれた状況ごとに異なってくるでしょう。
特に女性の場合は出産や子育てなど、ある程度年齢によって結婚したいと感じるタイミングを迎えることの多いものですが、男性はそうではありません。
では男性が「結婚を意識しやすいタイミング」や「結婚を決断できない理由」にはどんな傾向があるのでしょうか?
それぞれの理由やきっかけを知っておくことで、彼氏が今どんな心境なのか、ある程度理解することもできるかもしれません。
男性が結婚を意識しやすいタイミング
まず、男性が結婚を意識しやすいタイミングですが、一番は「仕事が軌道に乗ってきた時」だといわれています。
やはり、自分がしっかりと稼げていないうちは彼女にプロポーズしづらい、と考える男性は多いようです。
また、彼女と遠距離恋愛になってしまうような場所への転勤をきっかけにプロポーズする男性も少なくありません。
結婚の約束もないまま離れて過ごすことに、会えない時間に負けてしまうことへの不安が生まれるためでしょう。
恋愛から結婚へと進むにあたって、時には勢いも必要と言われていますが、転勤という大きなターニングポイントを迎えた時にその勢いがつきやすいのかもしれません。
男性が結婚を決断できない理由は?
逆に男性が結婚はまだ早いかな、と感じてしまう理由にはどんなものがあるのでしょうか?
よく挙げられる内容としては「経済的な不安」と「そもそもまだ結婚する気がない」というものがあります。
まず経済的な不安についてですが、先程結婚を考えるタイミングの項目でも挙げたように、多くの男性は自分自身の収入が安定しないと、彼女に対してプロポーズしようとは考えられないようです。
それに加えて彼女が記念日や誕生日、クリスマスなどに効果なプレゼントをねだる、あるいは結婚後に専業主婦となることを希望している場合、余計に結婚に対して二の足を踏んでしまうようです。
彼氏にだけ経済的負担をかけないよう、ある程度あなた自身も経済力を身に付けておいた方が、彼も結婚を決断しやすくなるでしょう。
次に、そもそも結婚する気がない、という理由ですが、女性の多くが結婚を意識する20代後半というのは、まだまだ男性の多くが独身のうちに謳歌できる自由や遊びなどを手放したくないと考えるものです。
彼氏がこのケースに当てはまると感じる場合は、今はさておき将来についてはどう考えているのか、一度きちんと聞いてみた方がいいのかもしれません。
長過ぎる春は別れの原因?結婚に至るまでの理想的な交際期間
もちろん、たとえば学生時代などから10年以上お付き合いした上で結婚に至るカップルもいます。
ですが、長過ぎる春は良くないともいわれるように、長期間にわたる交際は時として結婚する意味やタイミングを見失ってしまう原因となることも。
では、結婚に至るまでの理想的な交際期間はどれくらいなのか?タイミングを考える一つの目安として参考にしてみてください。
1年以上2年未満:勢いがつきやすい
付き合ってから1年をすぎた頃にはおおよそお互いへの理解も進んでいることでしょう。
なおかつ相手へのトキメキや新鮮な気持ちも失われていない期間でもあります。
そのため、お互いへの気持ちが熱いままであることも多く、勢いも手伝って結婚しやすいのです。
2年以上3年未満:自然と一緒にいることが想像しやすい
2年ほど交際が続けば、お互いに一緒にいることが当たり前のようになって来ます。
この頃には自然と将来もともに過ごすことが想像しやすくなってくるのではないでしょうか。
そのため、交際3年目の記念日や誕生日、クリスマスなどをきっかけにプロポーズする・されるケースも多いようです。
3年以上4年未満:そろそろ結婚に踏み出したい時期
3年も交際期間が続くと、ある程度倦怠期や大きな喧嘩なども乗り越え、そうした紆余曲折を経たことで、2人の絆も強まって来ているはずです。
また、この頃には社会人としても成長し、精神的・経済的にも安定して来ているケースも多いでしょう。
特に将来的に子どもが欲しいと考えているなら、これくらいの期間交際しているようなら、そろそろ結婚に向けて動き出してもいいタイミングなのではないでしょうか。
結婚したいタイミングが合わない!そんな時の対処法は?
お互いに結婚したい!と感じるタイミングがズレてしまうことはめずらしくないことですが、とはいえ交際も結婚も、当たり前ですが1人でできるものではありません。
そこで大事になってくるのが、そのズレについて片方が我慢せず、きちんと話し合うこと。
ここからは、結婚したいタイミングにズレがある場合の対処法について紹介していきます。
お互いの現状を整理し、話し合う
まずはお互いの仕事や生活の現状、結婚ということをどのようにとらえているのか、を話し合ってみましょう。
将来的には結婚したいと思ってはいても今は踏み切れない、という状態ならなおのこと、その理由を素直に話すことが大事です。
話し合いの結果お互いに納得できるのなら、これからもお付き合いを続けていくこともできるでしょう。
目標を決める
今すぐに結婚に踏み切れない理由があること自体は仕方がないことだともいえます。
ですが、相手が今すぐにでも、と考えているなら、いつまでも待たせるのはよくありません。
たとえば1年後に結婚する、といった形で2人で目標決め、その時期までに結婚を決断できない理由を取り除く努力をするようにしましょう。
別れるという選択肢も考慮する
どんなに話し合っても結婚したいタイミングについてすり合わせすることさえも難しい状況なら、見切りをつけるということも大事です。
相手が結婚したくなるタイミング来るまで待っていては、あなたが思い描くライフプランからどんどん離れていってしまいます。
また、相手もあなたの希望に添えないことへのプレッシャーを感じ、交際自体がうまくいかなくなってしまうことも考えられます。
別れを選ぶことが互いのためになることもあるのです。
結婚前に同棲するメリットとデメリット、うまくいくためのポイント
結婚後の生活がうまくいくかどうかを試す意味合いでも、結婚前に同棲するカップルというのは少なくありません。
ただ、結婚前の同棲は気をつけないと「長過ぎる春」の原因となってしまうことも。
現在同棲中、あるいはこれから同棲を考えている方は、メリットやデメリット、そして同棲がうまくいくように気をつけたいポイントについて紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
結婚前に同棲することのメリット
まずは、結婚前に同棲することのメリットですが、以下の項目がよくあがる内容です。
- 節約&結婚に向けた貯金がしやすくなる
- お互いへの理解が深まる
- 結婚後に感じやすい生活リズムなどのギャップをある程度解消できる
現在お互いに一人暮らしなら、一緒に暮らした方が生活費を節約しやすくなります。
また、結婚するとなると結婚式や新婚旅行など何かとお金が必要になって来ますし、節約できた生活費などから2人で協力して貯金していくこともできるようになるでしょう。
そして、デートだけでは見えないお互いの「素」の部分が見えるのも、結婚前に同棲することのメリットといえます。
生活リズムやこだわりの違いも浮き彫りになるため、結婚してからそのギャップに驚いたりストレスを感じたりすることもなくなるでしょう。
結婚前に同棲することのデメリット
次に結婚前に同棲することのデメリットですが、以下の項目がよくあがる内容です。
- 結婚する意味・タイミングを見失う
- 1人の時間がなくなる
- 金銭感覚・ライフスタイルの違いなどで揉める
同棲期間が長くなってくると、気持ちの上ではお互いに家族のようになって来ますし、実際のところ、婚姻届を提出しているか否かくらいしか正式な夫婦との差がないように感じられる状態になります。
そうすると、わざわざ結婚する意味とはなんだろうと考えるようになり、かえって結婚が遠のくことにもつながるのです。
また、同棲するとなると当たり前のことですが、これまで全く違う環境で育って来た2人が価値観やライフスタイルの違いなどがどうしても見えてくるでしょう。
時には金銭感覚など、簡単には許し難いような側面が見えてくることがあるかもしれません。
そして、たとえ喧嘩になってしまっても帰る家はひとつ。1人の時間が作りにくくなったり、上記で挙げたような価値観の違いなどから、ストレスで疲れてしまうことも考えられます。
結婚前の同棲がうまくいくためのポイント
うまくいけば結婚の準備期間にもなる反面、かえって結婚が遠のいてしまうリスクもある、結婚前の同棲。
ここでは、結婚へとつながる同棲生活になるよう、押さえておきたいポイントを紹介していきます。
同棲期間の期限を最初に決めておく
ダラダラと同棲生活を続けてしまうと、結婚のタイミングを逃してしまう可能性が高まってしまいます。
この同棲が結婚を前提としたものであることを確かめ合うこと、そしてあらかじめ期限を設定しておくことは、そのリスクを回避するための大切なポイントとなります。
お金に関するルールはきちんと決めておく
お金に関する問題は話題として挙げにくいかもしれませんが、一緒に住むなら避けて通れない大事なトピックです。
同棲開始後に金銭問題で揉めると、それだけでも結婚する相手としてお互いに考えられなくなるリスクも秘めています。
どちらかが一括で管理するのか否か、家賃や水道光熱費はどのくらいの割合で負担するのかなど、同棲開始前にルールはある程度決めておくようにしましょう。
家事は互いに協力し合う
古い考えだと言われてはいても、家事は女性がするものだと考える男性も決して少なくはないでしょう。
ただ、特に彼女の側も働いている場合、家事の負担が一手に集中してしまえば当然ですが不満が生まれ、最悪の場合、別れの原因にもなりかねません。
もちろん、働き方や得手不得手などもありますから、完全に公平に、とはならないかもしれません。
ただ、2人がある程度同じように家事をこなすことができるよう、話し合い、歩み寄ることは大事です。
まとめ
結婚は今後の人生を左右することになる大きなターニングポイントとなる出来事の一つですから、なかなか簡単には決断できないもの。
どんなに仲が良いカップルでも、結婚したいタイミングがピタリと合致するとは限りません。
同棲までしても、結婚には至れずに別れてしまうカップルも現実にはいます。
大好きな恋人と結婚したい。そう思っても、相手がどう感じているか普段の言動から見えにくかったり、プレッシャーを与えそうで嫌だ、と感じる人も少なくないかもしれませんね。
ですが、この先の人生を一緒に歩んでいきたいと思う相手ならなおのこと、言いにくいようなことも言い合える関係性を作っていくことは大事です。
相手の人生と自分の人生。どちらも同じように大事に思う気持ちがあれば、お互いにとって一番いい選択が自然とできるのではないでしょうか。